橋本大二郎氏、大下容子アナウンサーが司会を務めるテレビ朝日系のニュース情報番組『ワイド!スクランブル』(月~金曜10:30)。2014年4月から“4代目MC”として鋭く切り込んできた橋本氏が9月いっぱいで卒業し、今秋から番組がリニューアルすることがわかった。
新たに番組を仕切る司会の1人目は、1998年以来20年間にわたり番組を支えてきた大下アナ。20年の経験を活かしての更なる挑戦となる。
そして大下アナとともにタッグを組むのが小松靖アナウンサー。2006年からニューヨーク支局に勤務、得意の語学力を生かして数多くの海外取材を経験してきた小松アナは、現在はAbemaTV『AbemaPrime』とBS朝日『日曜スクープ』といった報道番組でキャスター&司会を担当。個性派揃いの出演者たちの中、時には歯に衣着せぬ発言で仕切ってきた。
どんなニュースに対しても「自分のことのように思い、全力で考え伝える姿勢」「あくなき好奇心をもって真剣に向き合う熱血漢」というイメージの小松アナは、様々な話題を「独自の目線」と「丁寧でわかりやすい解説」で伝えてきた『ワイド!スクランブル』にマッチ。視聴者からの高い評価と人気を受けての抜擢となったという。
【橋本大二郎氏 『ワイド!スクランブル』卒業コメント】
――スクランブルの4年半について
『ワイド!スクランブル』に出演した4年余りの間に、トランプ大統領の誕生や史上初の米朝首脳会談の開催、さらには小池都政の誕生と衰退など、国内外の政治の劇場化を同時進行で体験し、お伝えすることができました。また、熊本地震や、この7月に西日本各地を襲った集中豪雨とそれに続く記録的な猛暑といった、想像と経験を超えた災害から数々のスキャンダルに至るまで、まさに時代を切り取る、ワイドショーならではのひと時を、視聴者の皆様と共有させていただきました。
――スクランブルのMCを務めての思い
テレビの面白さや大切さも、あらためて実感しました。テレビの将来について厳しいご意見もありますが、必ずや未来のあるメディアだと確信できました。
子どもや孫の世代にあたる、出演者や制作スタッフに囲まれて、公私ともに本当に楽しく充実した4年半でした。
――あと2カ月、ラストスパート
自分の出番は、9月末には千秋楽を迎えますが、番組はこれからも長く続きます。勢いを10月以降につなげるために残された2カ月も、これまでと変わらない真剣な気持ちで視聴者の皆さんと向き合い、全力で日々の番組に取り組んでまいります。
【大下容子アナウンサー コメント】
橋本大二郎さんの緻密な準備やニュースの捉え方などから毎日学ぶことばかりでした。また機会があればぜひご一緒したいです。本当にありがとうございました。
【小松靖アナウンサー コメント】
3年ぶりの地上波に緊張感もありますが、今こそテレビに求められる役割をよく考え、みなさまに愛される番組作りを心がけたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
■『ワイド!スクランブル』歴代MC
初代:水前寺清子(1996年4月~1998年9月)(パートナーは中村克洋)
2代目:大和田獏(1998年10月~2009年9月)(パートナーは大下容子アナ)
3代目:寺崎貴司アナ(2009年10月~2014年3月)(パートナーは大下容子アナ)
4代目:橋本大二郎(2014年4月~)(パートナーは大下容子アナ)