トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ2018」WHITE DIVISION51・52回戦が8月2日に放送され、鈴木たろう(協会)と佐々木寿人(連盟)がトップを取り、たろうは通算11勝目でプラスポイント500台へ。佐々木は通算10勝目を挙げ、3位から2位へランクアップした。
準決勝進出争いと残留争いが佳境を迎えたラスト2戦。WHITE 51回戦の対局者は鈴木たろう、猿川真寿(連盟)、和久津晶(連盟)、石橋伸洋(最高位戦)。東3局、たろうは親番でリーチ・ツモ・タンヤオ・ドラで1万2000点を加点し、東場をトップリターン。南4局で一時は猿川にまくられるも、南4局1本場で満貫を決め、逆転トップで11勝目を挙げた。「だいぶ有利になりますね。周りの争いもありますけど、自分の都合でいつもどおり厚かましく打っていこうと思います」と首位不動のまま、ポイントも500台に乗せた。
52回戦の対局者は佐々木寿人、勝又健志(連盟)、鈴木達也(協会)、平賀聡彦(最高位戦)。東3局3本場、佐々木はリーチ・ツモ・ドラ3で8000点(+900点)を加点すると、東4局から3連続でアガリをものにしてトップ目に立つ。オーラスも自らアガって10勝目を挙げた。「調子がずっと落ちていたんで、非常に良かった」と振り返り「割と決着が早かったんで、それも自分がトップになれたひとつの要因」と39回戦以来のトップで3位から2位へ浮上した。これで次戦は1、2、7、8位の卓で戦うこととなり「たろうさんのポイントを少しでも削りたい」と予選最終戦はトップ締めを目指す構えだ。【福山純生(雀聖アワー)】
【WHITE DIVISION 51・52回戦終了時点での順位】
1位 鈴木たろう(協会)+509.0
2位 佐々木寿人(連盟)+244.3
3位 勝又健志(連盟)+233.7
4位 猿川真寿(連盟)▲114.3
5位 鈴木達也(協会)▲167.1
6位 平賀聡彦(最高位戦)▲189.1
7位 和久津晶(連盟)▲247.2
8位 石橋伸洋(最高位戦)▲269.3
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを半分持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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