シグナルトークが運営「オンライン麻雀Maru-Jan」による国内最大規模の麻雀競技会「第6回全国麻雀選手権」のファイナルが8月12日、都内で行われ、一般から勝ち抜いてきた末永茂雄さんが優勝、麻雀競技会としては国内最高峰の賞金500万円を手にした。大会には予選からプロ・アマ計4万1975人が参加。賞金総額1000万円の一大イベントとして例年、多くの参加者が挑戦しているが、今年は末永さんがプロ雀士2人を含む決勝卓で堂々たる打ち回しで、見事に頂点に立った。
半荘4回戦のリアル対局で行われたファイナルは、1回戦から末永さんが好調。親番の東2局でリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラ2の1万8000点を手にし、いきなりトップを取ると、2回戦は現雀王・金の猛攻に耐え、3回戦では2度目のトップに。約50ポイントのリードを持って臨んだ最終第4局でもトップを取るなど、全4回戦で3勝と圧巻の内容だった。
【ファイナル結果】
優勝 末永茂雄さん +126.2(賞金500万円)
夢みたいです。今日来る前に巣鴨のとげぬき地蔵で200円の御守りを買ってきたんですけど、そのおかげで勝てました。娘がもうすぐ結婚しますので、優勝賞金で何かプレゼントしたいと思います。普段は素人どうしの緊張感のない麻雀を打っている中、今日はプロの方達を相手に緊張感たっぷりの麻雀を打たせていただいて、本当にうれしかったですし、楽しかったです。最高の一日でした。ありがとうございました。
2位 金太賢(日本プロ麻雀協会)+15.5(賞金200万円)
末永さんが強すぎて、今日は準優勝が精いっぱいだったかなと思います。実力に関係なく勝ったり負けたりするのが麻雀で、それが僕も含めてみんなが大好きな麻雀の魅力の一つでもあると思います。もし機会があればですけど、またこの4人で打ってみたいです。
3位 三村光昭さん ▲5.3(賞金100万円)
本当に楽しみました。普段友達と酒を飲みながら打つのもいいですけど、こういう緊張感がある麻雀というのは、本当に楽しいです。
4位 濱博彰(日本プロ麻雀協会)▲146.4(賞金50万円)
これだけ負けたら逆に清々しいですね(苦笑)これが自分の力だと思います。3戦目はちょっとやり過ぎました。ちゃんと反省して今後に活かそうと思います。
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