8日の辞任会見で「どうか選手の皆さん、将来東京オリンピックに参加できなくても、その次のオリンピックもある。頑張ってください」と呼びかけた日本ボクシング連盟の山根明氏。吉森照夫副会長によると、山根氏は緊急理事会で何度も「会長の役職を続けるならば、東京オリンピックへの出場派遣が難しくなる可能性がある」と説得されたという。
宮崎県ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は同日、「聞きようによっては、"東京オリンピックはダメだろうね"という風に聞こえた。ここに至ったのは連盟と山根会長が今まで行ってきたことによるものなので、その責任を感じて頂きたいと感じた」と憤った。