東京女子プロレスのビッグマッチ、8.25後楽園ホール大会が近づくにつれ、その前哨戦も激化している。
(優宇は制止に入ったレフェリーを突き飛ばし、山下を片羽絞めで失神させる。いつもとは違う荒れた展開となった)
(C)DDTプロレスリング
今年3度目の“聖地”決戦でシングル王座「TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス」のベルトを争うのは王者・山下実優と挑戦者・優宇。団体一期生にして初代王者でもある山下は、今年1月に才木玲佳を下して王座返り咲きを果たし、ここまで4度の防衛に成功してきた。空手の蹴りを武器としたファイトスタイルはデビュー当時から一貫しているが、2度目の戴冠からはトップ選手としての落ち着きや威厳が増した感もある。