河本ほむら原作、尚村透作画、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の大ヒット漫画『賭ケグルイ』。2018年1月に実写ドラマ化され、個性的なキャラクターと若手俳優たちの振り切った演技が話題となった本作が、『賭ケグルイ season2』としてMBS/TBSドラマイズム枠にて2019年春より放送される。
先日、実写ドラマ『賭ケグルイ season2』&『映画 賭ケグルイ』の制作が決定し、浜辺美波や高杉真宙、森川葵をはじめとするドラマseason1のキャスト続投が発表されたばかりの本作。この度、私立百花王学園の生徒会役員にしてカリスマ的人気を誇るアイドル・夢見弖ユメミ(ゆめみて・ゆめみ)を国民的アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理(まつむら・さゆり)が演じることが決定した。
本作の舞台は、政財界の有力者の子女が多数通う私立百花王学園。ここで生徒たちの階級を決定するものは、ギャンブルの強さ。勝ったものは支配する側に立ち、敗れたものは家畜となる。ある日、この学園に転校してきた謎多き少女、蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)。一見すると清楚な美少女だが、彼女はリスクを負うことに快感を覚える「賭ケグルイ」だった――。学園を支配する生徒会は夢子を危険な存在と判断し、百戦練磨の刺客たちを送りこむ。
ドラマseason2で夢子が勝負に挑むのは、絶対的権力で百花王学園を牛耳る生徒会の広報としてアイドル活動を行うユメミ。愛らしいルックスと歌唱力の高さに加え、“神対応”と言われる丁寧なファンサービスでメジャーデビュー前にして全国ツアーを行うほどの人気アイドルだが、裏ではファンに対しての暴言を吐き散らし、“アカデミー賞を獲る”という自身の夢のためには手段を選ばない一面も。そんな二面性を持つ個性的キャラクターに、乃木坂46としてアイドル活動を行う松村が挑む。監督は、ドラマseason1に引き続き、英勉(はなぶさ・つとむ)が務める。松村と英監督は『あさひなぐ』に次ぐ再タッグとなる。俳優の振り切った演技を演出することに定評のある英監督によって引き出される、松村沙友理が見せる新たな一面にぜひ注目したい。
松村沙友理(夢見弖ユメミ役)コメント
もともと好きだった作品でしたので、出演できてとても嬉しいです! ユメミちゃんは、完璧なアイドルだと思いますので、皆さんにユメミちゃんの魅力が伝わるように、私も一生懸命演じたいと思います。皆さんに、元気とパワーを与えられるように頑張ります☆
英勉(監督)コメント
『あさひなぐ』の頃からなかなかの逸材だぞと目を付けていましたが、キャスティングを考えながら原作を読んで改めて、夢見弖ユメミという学園のアイドルを実写化するならこの子しかいない!絶対松村さんにオファーしようと思ってました。約1年越しの念願が叶いました。本人には毒はないですけど、今回は(役柄で)存分に毒を吐いてもらおうと思っています(笑)。
ストーリー
創立122年を迎える私立百花王学園。この伝統ある名門校で生徒の階級を決めるのは“ギャンブルの強さ”。勝者には地位と名誉が与えられ、敗者は財産も尊厳も奪われる。この学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名は蛇喰夢子。一見するとお淑やかなこの美少女は、いかなるリスクもいとわない常軌を逸したギャンブル狂だった。学園を支配する生徒会は、夢子を危険な存在と判断し、百戦練磨の刺客たちを送りこむ。壮絶な駆け引きと騙し合いを制したものだけが勝てる、究極の己を賭けた心理バトルが、幕を開ける――!
(C)Homura Kawamoto・Toru Naomura/SQUARE ENIX