持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の決勝トーナメント1回戦最後のカード、羽生善治竜王(47)対佐々木大地四段(23)が、8月19日に放送される。
AbemaTVでは事前にファンに勝者予想のアンケートを実施したところ、972人が回答し、羽生竜王の勝利を予想したのは77%、佐々木四段は23%だった。対局前のインタビューで羽生竜王は「読んでいる時間はないので、パッと見た第一感を信じて、指していこうという風に思っています」と、直感を信じて戦うと語った。また、大棋士に立ち向かう佐々木四段は「自分の得意戦法を堂々とぶつけていきたいなと思います」と意気込んでいた。対局は三番勝負で、午後8時から放送される。
◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。
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