『VOGUE JAPAN』の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」や、『FORBES JAPAN』の「未来を創る日本の女性10人」に選出されるなど、いま世界が注目するアーティスト・スプツニ子!。1985年に東京に生まれ、イギリスで育った。ロンドン大学を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの修士課程を修了、2013年にマサチューセッツ工科大学の助教となり、昨年から東京大学特任准教授を務める。
 女装だけでは飽き足らない男性が女性特有の"生理の痛み"を再現する器具を装着する映像作品など、彼女の作品は少し過激なことでも知られている。しかし彼女はこうした表現の向こうに、「異質なものをつなぎ、共感を生み出す」ことを目指している。