28日、北朝鮮で拘束されていたとみられる日本人男性が平壌から北京に到着した。男性は映像クリエーターの杉本倫孝(スギモト・トモユキ)さんとみられ、きょうにも日本に帰国するとみられている。杉本さんは北朝鮮入国後、西部の港湾都市・南浦(ナムポ)でダムなどを撮影したことからスパイ容疑をかけられ、11日から取り調べを受けていたという。そして26日になり、北朝鮮の朝鮮中央通信が「最近、観光客として訪問した日本人が違法行為で摘発された。人道主義の原則に基づいて、国外に追放すると決めた」と報じていた。