
第71回カンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品された、映画『寝ても覚めても』の初日舞台挨拶が1日、都内で行われ、主演を務めた俳優の東出昌大(30)、唐田えりか(20)らが出席した。
同映画は、東出が1人2役を演じる同じ顔をした別の男性“麦”と“亮平”の間で揺れ動く、唐田演じるヒロイン・朝子の8年間を描いたラブストーリー。東出は同映画について「ラブストーリーと言っても、すごく難解な要素も含まれている映画になっていると思います」とコメント。「皆さん、この余韻をかみしめながら、この映画のことを帰り道、考えていただけると幸いです」と話した。

また、カンヌに集まった各国の記者から、映画の結末についてさまざまな意見が寄せられたという東出。「フランス人ジャーナリストの方が、お国柄というか文化の違いなのか、婚約中の状態になっている女性がとある行動をとって『男はあんなに怒るのか?』『フランス人だったらあんなに怒らない』って。そのお国柄の違いはありました」と、文化の違いに驚愕したことを明かした。

この映画で本格的に演技デビューとなった唐田。「きのうの夜は、クランクインの前日より緊張して。きょうを迎えることがうれしくもあり、ちょっとさみしいのですが、皆さんに(映画を)届けることができて幸せです」と涙ながらに喜びを語った。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)



