海外に比べ、遅れていると言われている日本のサイバー防衛。防衛省は2020年にもサイバー防衛の司令部機能を持つ専門組織を発足させ、いわゆる「サイバー防衛隊」も150人に増員する方針だと報じられている。一方、自民党の安全保障調査会は「自衛隊がサイバー攻撃能力を備える必要がある」という、一歩踏み込んだ内容を含む提言書をまとめた。小野寺防衛大臣は衆議院安全保障委員会で「いわゆるサイバー攻撃という手段を我が国が持ち得ることは否定されない」と答弁している。