パワハラ問題に揺れる、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と塚原光男副会長が経営する朝日生命体操クラブに対し、朝日生命が第三者委員会の判断次第で協賛を打ち切る可能性を示した。
朝日生命体操クラブは朝日生命が協賛し、塚原夫妻が経営する「塚原体操センター」に業務委託をしている。宮川紗江選手が塚原千恵子女子強化本部長からパワハラがあったと告発し、第三者委員会が設立。朝日生命は、社会貢献事業として体操事業の協賛を続けたいとしながらも、塚原氏によるパワハラが認定されれば協賛の取りやめも視野に検討しているという。宮川選手が記者会見を行って以降、朝日生命には抗議の電話が1~2割増えており、中には保険解約を希望する電話もあったという。