9月7日（金）放送の「『ドラえもん』誕生日スペシャル」に、声優の朴ろ美と茅野愛衣がゲスト出演することが明らかとなった。
■毎年恒例の誕生日1時間スペシャル！ 今年は7000年前の南太平洋が舞台
8月26日に幕を閉じた「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」で大盛況だった、『ドラえもん』のARアトラクション「クジラと謎のパイプ島」――。今年の「ドラえもん誕生日スペシャル」は、その大人気アトラクションともコラボした大冒険ストーリー『クジラとまぼろしのパイプ島』を放送。
今回の冒険の舞台は――7000年前の南太平洋。そこには、現代には存在しない、文明の発達した島があって……？ 現代に迷い込んだ謎のクジラ“ゴニー”と共に、島の危機を救うため、のび太たちが大冒険。劇場版さながらの壮大なスケールの物語が展開していく。
「誕生日スペシャル」にふさわしく、物語の中に「おざしきつりぼり」「タイムふろしき」「復元光線」「ペタリ甲板」「フエルミラー」「ほんやくコンニャク」「ジーンマイク」「テキオー灯」など、書ききれないほどのひみつ道具がふんだんに出現するのも見どころだ。
■ゲスト声優は朴ろ美＆茅野愛衣！『ドラえもん』初出演に大感激
今回のメインゲスト声優は、朴ろ美、茅野愛衣の2人。少年役に定評のある実力派・朴が演じるのは、不思議なクジラ“ゴニー”の大切な友人であり、7000年前の謎の島で暮らす天才少年・ピト。また、数々の作品で活躍する人気声優・茅野は、ピトを手助けする島の少女・ナーナ役を熱演している。
両者とも、今回が『ドラえもん』初出演となる。「ドラえもん大好き」と語る朴は、「マネージャーさんから話を聞いたとき、『え！？ ドラえもん！？ ドラえもんって、あのドラえもん！？』と、何度も聞き返してしまったほど、すごくうれしかったです」と、オファーを受けたときのエピソードを告白。茅野も「ずーっと憧れていたドラえもんの世界に、こうして大人になった今、参加することができてとてもうれしかったです。子どもの頃の自分に教えてあげたい」と喜びを語っている。
■「プレゼントをもらった気分」
朴からは「いくつになっても、みんなに夢と希望を与え続けてくれるドラえもんが大好きです。これからも、みんなに温もりを与え続けて下さい！」、茅野からは「こんなおめでたいスペシャルな回に出演できて幸せです！ 私もドラえもんと同じ9月生まれなので、プレゼントをもらった気分でオンエアを楽しみたいと思います♪」と、それぞれドラえもんに祝福メッセージを贈った。
豪華ゲスト声優も登場し、今年も夢いっぱいの大冒険で盛り上がる『ドラえもん誕生日スペシャル』は9月7日（金）放送。
▼朴 ろ美 コメント
――今回の出演が決定したときの感想をお聞かせください！
マネージャーさんから話を聞いたとき、「え！？ ドラえもん！？ ドラえもんって、あのドラえもん！？」と、何度も聞き返してしまったほど、凄くうれしかったです。
――『ドラえもん』にはどのようなイメージを持っていましたか？
小学生の頃に祖母に連れられ映画館で見た『ドラえもん』がとても切なくてワンワン泣いてしまった記憶があります。大切な何かをソッと教えてくれる、そんな温もりのある作品が『ドラえもん』だと思っています。友達になりたいです。
――ピト役を演じるにあたって心がけたことは？
ピトがのび太くんに「のび太」と呼びかけるシーンがあるのですが、ドラえもん好きとしましては、それはちょっと震える感覚なので、朴ろ美が絶対に前に出ないよう、ピトとして、友人・のび太と友情を交わせるよう心がけました。
――定番の質問ですが、ほしい“ひみつ道具”を教えてください！
定番中の定番ですが「暗記パン」です。舞台の台詞を覚えるとき、何度このひみつ道具を欲したことか……。真剣に欲しいです！
――『ドラえもん誕生日スペシャル』の見どころは？
このお話は、都市伝説オタクとしましても、とてもあり得る話だと思うのです！ なので……最後にドラえもんがピトたちの中で、どんな存在になり……時代の流れとともにどう変化したのか……最後までお見逃しなくっ！
――ドラえもんへの“おめでとうメッセージ”をお願いします！
ドラえもん、お誕生日おめでとうございますっ！ いくつになっても、みんなに夢と希望を与え続けてくれるドラえもんが大好きです。これからも、みんなに温もりを与え続けて下さい！
▼茅野愛衣 コメント
――今回の出演が決定したときの感想をお聞かせください！
ずーっと憧れていたドラえもんの世界に、こうして大人になった今、参加することができてとてもうれしかったです。子どもの頃の自分に教えてあげたい。
――『ドラえもん』にはどのようなイメージを持っていましたか？
どのお話をみてもワクワクさせてくれる、夢がたっぷり詰まった作品だと思っています。
――ナーナ役を演じるにあたって心がけたことは？
ナーナは演じていてとても元気を貰える女の子です。彼女の明るさや爽やかさを、声を通してもお伝えできるように、台詞のひとつひとつを大切に演じさせて頂きました。
――定番の質問ですが、ほしいひみつ道具を教えてください！
答えも定番かもしれませんが、どこでもドアでお願いします（笑）。やはり実用的なのはこれですよね！！
――『ドラえもん誕生日スペシャル』の見どころは？
終盤は思わず「がんばれー！がんばれー！」と声に出して応援したくなるような展開が待っています。テレビの前でぜひエールを送って頂きたいです！
――ドラえもんへの“おめでとうメッセージ”をお願いします！
お誕生日おめでとうございます！ こんなおめでたいスペシャルな回に出演できて幸せです！ 私もドラえもんと同じ９月生まれなので、プレゼントをもらった気分でオンエアを楽しみたいと思います♪
ドラえもん誕生日スペシャル『クジラとまぼろしのパイプ島』ストーリー
夏休み最後の日、「どこかに出かけて、面白いことをしたい」とのび太（声・大原めぐみ）に頼まれたドラえもん（声・水田わさび）は、“おざしきつりぼり”と“手ばり”を取り出す。南の海で釣りをしている気分を味わおうと、２人が部屋で釣りをしていると、のび太の手ばりが反応。ところが、釣れたのはなぜかゴツゴツとした岩だった。
何かの化石かもしれないとのび太に言われ、ドラえもんが“タイムふろしき”で包んで時間を戻してみると、現れたのは不思議なデザインのオカリナだった。のび太がそのオカリナを吹いたところ、突然、おざしきつりぼりの水面から大きなクジラが飛び出してきたのでビックリ。ドラえもんは“スモールライト”でクジラを小さくすると、“ペット用えさ”を取り出す。のび太がエサを食べさせると、クジラはのび太になつき、空中を泳ぎはじめた。
その後、のび太がクジラを連れて空き地でみんなに自慢していると、ドラえもんがあわててやってきた。なんと、のび太が釣ったオカリナは、52ヘルツという特殊な音波を出していることがわかったのだ。それを聞いたスネ夫（声・関智一）は、“世界一孤独なクジラ”の話をはじめる。普通のクジラは15～20ヘルツの声で会話するのだが、世界一孤独なクジラだけは52ヘルツで鳴くため、ほかのクジラと会話することができず、ずっとひとりで鳴き続けているのだという。52ヘルツのオカリナに反応したということは、このクジラこそが“世界一孤独なクジラ”なのか…。しかも、このオカリナは7000年も前に作られたものだと判明。日本でいうと縄文時代にあたるその時代に、なぜそんな特殊なオカリナが作られたのか。
一同はクジラとともに、7000年前の、のび太がオカリナを釣り上げた南太平洋へと向かう。すると、なんとそこには、パイプがはりめぐらされた不思議な文明が発達した島があった。上陸したのび太たちは、あることからその島に住む少年・ピト（声・朴ろ美）と少女・ナーナ（声・茅野愛衣）と知り合い、ピトこそがのび太が手にしていたオカリナの持ち主だと知る。そして、クジラは“ゴニー”という名で、ピトの大切な友だちとわかる。ピトは、島の異変に気付いていて……？
なぜゴニーは7000年後に来たのか。なぜこの島はこんなに文明が発達しているのか。ドラえもんがその謎に近づいた矢先、島に最大の危機が……！？ ピトと力を合わせ、その危機に立ち向かうのび太たち。はたして、危機を乗り越えることはできるのか。南の島を舞台に、のび太たちの大冒険がはじまる……！
※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記
（C）藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ＡＤＫ
