11⽉30日より全国公開となる、有村架純×國村隼W主演の映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が、第23回釜⼭国際映画祭「アジア映画の窓」部⾨に出品決定。さらに國村は、アジアの精鋭新⼈監督のコンペ部⾨である「New Currents」部⾨の審査員に決定した。
⽇本の美しい⾵景を⾛る鉄道とともに、迷いながらも成⻑していく⼈々の姿を清々しく描き、多くの世代から愛される⼈気シリーズとなった映画『RAILWAYS』。この度、シリーズ最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が、有村架純と國村隼のW主演で11⽉30⽇(⾦)より全国ロードショーとなる。(配給:松⽵)
本作は、⿅児島県~熊本県を結ぶ「肥薩おれんじ鉄道」を舞台に、愛する⼈を失った⾎の繋がらない3世代3⼈の、“ふぞろい”な家族の再出発を描いている。W主演となるのは、亡き夫の連れ⼦・駿也とともに、夫の故郷・⿅児島で鉄道運転⼠を⽬指す奥薗晶役の有村架純と、晶の義⽗で、最初は頑なだったが晶の明るさや孫の駿也とのふれあいにより徐々に⼼を通わせていく節夫役の國村隼だ。
そしてこの度、本作が第23回釜⼭国際映画祭「アジア映画の窓」部⾨に出品されることが決定した(※釜⼭国際映画祭開催期間:10⽉4⽇~10⽉13⽇)。今回の正式出品について、國村隼、?⽥監督の喜びのコメントも到着。
さらに國村は、アジアの精鋭新⼈監督のコンペ部⾨である「New Currents」部⾨の審査員にも決定。今回、國村が選出された理由として、韓国では2016年に公開され700万⼈を超える動員を記録し、カンヌ映画祭でも上映され反響を得た『哭声/コクソン』の演技により、韓国の最も権威ある映画賞・⻘⿓映画賞で“男優助演賞”と、⼀般投票で選ばれる“⼈気スター賞”の2部⾨に輝いたことが⼤きく、映画祭たっての希望により実現した。
本作で國村が演じる節夫は、最初はぶっきらぼうな印象であるが、晶(有村架純)や駿也(歸⼭⻯成)とふれあううちに表情や仕草を含め、静かであるが⼤きく変化していく役どころ。ひとつひとつ丁寧に紡がれる節夫の演技に注目だ。
これまでのシリーズ以上にどの世代にも共感できる、ハートウォーミングな物語『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は、11⽉30日、全国ロードショー。
コメント
國村隼
『哭声/コクソン』という作品は私にとって初めての韓国映画でした。ナ・ホンジン監督のイメージをどのくらい形に出来たのか未だに分かりませんが、多くの韓国の⽅々に⽀持して頂いた驚きと嬉しさは今も忘れることは出来ません。そしてそのご縁もあってでしょうか、今年の釜⼭国際映画祭に審査員としてお招き頂きました。たいへんな重責に躊躇する気持ちも⼤きかったのですが、これもご縁とお引き受けする事になりました。また、もうひとつ嬉しい事に、私の最新作『かぞくいろ』も招待作品として決定し、各国の皆さんにお披露⽬出来る事をとても光栄に思っています。釜⼭映画祭に集う⼈たちとお⽬にかかるのを、今から楽しみにしています。
?⽥康弘監督
憧れの釜⼭国際映画祭に参加できてとても嬉しいです。作品の中で提⽰した『かぞくのかたち』は、韓国の皆様にも共感してもらえるのではないかと密かに期待しております。アジアの映画ファンの皆様と⼀緒に作品を観ることが今からとても楽しみです。
ストーリー
晶(有村架純)は、夫・修平(⻘⽊崇⾼)とその連れ⼦・駿也(歸⼭⻯成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で⽣活は⼀変。残された駿也と共に夫の故郷・⿅児島へ向かい、まだ会ったことのない義⽗の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転⼠の仕事⼀筋で家族を顧みずに⽣きてきたが、突然やってきた晶たちを⼾惑いつつも受け⼊れ、⺟としてまっすぐに⽣きようとする晶の姿に次第に⼼を動かされていく。そして晶は、亡き修平の⼦供の頃の夢でもあり、電⾞好きな駿也のため、鉄道の運転⼠を⽬指すことに。温かい⼈々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3⼈を“かぞくいろ”に染めていく――。
(C)2018「かぞくいろ」製作委員会