<大相撲秋場所>◇二日目◇10日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・琴奨菊(佐渡ヶ嶽)が前頭七枚目・栃煌山(春日野)を寄り切りで下し、初日から2連勝を飾った。
大関だった昨年の初場所で5勝10敗、大関から陥落して以来、今場所は最低位となる前頭八枚目まで番付を下げたが、前日も力強いがぶり寄りからの突き落としを見せ、元気な姿を見せていた。この日の取組でも栃煌山相手に、立ち合いから圧倒。重心の低い当たりから、一気に寄り切った。
AbemaTVの中継で解説を務めていた元大関・霧島の陸奥親方は「力は落ちたように見えない。まだまだ戻れる気がする」と、その地力を高く評価していた。
(C)AbemaTV