7日、『青木真也が切る 日本最弱か...? ONEから見る日本MMAの現在地』(AbemaTV)が放送。
格闘技イベント「ONE Championship」 に挑む日本のトップファイターが敗戦を重ね「日本最弱」と囁かれる今、「ONE」で連勝を重ねている青木が要因を紐解いていった。
「正直ここまでボロボロになってる状況には『どうしちゃったの?』という感じはある」と語る青木は「運を引き寄せる力」「突発的なことが何か起こったときに、対応する力」を選手らが持っていないと分析。そして「この結果は妥当」と厳しく評価する。
また選手たちが今後、目先の勝利に執着するのでは? とも予想して「格闘技だけやったって強くなんねえよ」とバッサリ。「すべてのことを真剣にやって、すべてのことをコツコツやることによって、厚み・強さが増す」と、勝利に近道なしと言わんばかりに持論を展開。
「日本最弱」の声については「逆にお前たち、そんなに(日本が)強いと思ってたんだな」と、自身が2010年にギルバート・メレンデス相手に完敗した時点で「実質“陥落”だった」と自嘲的に振り返った。
そうして青木は、「ONE」における長谷川賢、上久保周哉、和田竜光、下石康太、徳留一樹といった選手らの敗戦を1つ1つ分析し、現在の日本格闘技界における問題点を指摘していった。