
総合格闘家の山本KID徳郁さんが、18日に亡くなったことを所属ジムが発表した。41歳だった。
父親の郁栄さんは1972年ミュンヘンオリンピックのレスリング代表。姉の美憂さん、妹の聖子さんも世界選手権で優勝経験を持つ、レスリング一家に育った山本さん。2001年にプロ格闘家デビューし、「神の子」の愛称で多くのファンを魅了した。
8月26日に、自身のInstagramにがんで闘病している事を公表。がんについての詳細は明かしていなかったが、「絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします!」と復帰に向けて決意をつづっていた。

41歳という山本さんの早すぎる死に、芸能界やスポーツ界から悲しみの声が相次いでいる。総合格闘技の大会でリングアナウンサーを務めた経験を持つ俳優の高橋克典(53)は、「KIDくん、訃報を知りました。本当に残念です。彼のようなFighterがいなくなるのはとても寂しい。。あの曇りのないまっすぐさが好きでした。ご冥福をお祈りします」とブログでコメント。
山本さんの大ファンだったという氣志團の綾小路翔(42)はTwitterで、「直接の面識はなかったのだけれど、真夜中の渋谷でクレイジービー軍団と氣志團がすれ違った際、『氣志團~ッ!』と親指を立てて声を掛けてくれた事がとても嬉しかった」と思い出を振り返った。

格闘技仲間でもある女子レスリングの吉田沙保里選手は、Twitterにコメントを投稿。「KIDさん、早すぎるよー!お別れも出来ず残念でなりません。心からご冥福をお祈り致します」と故人の死を悼んだ。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)




