9月24日に開催されるK-1のさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会で注目されているカードの一つが、小澤海斗vs芦澤竜誠だ。

試合ごとにインパクトを残し、出世街道に乗っている芦澤に対し、小澤は前Krush王者。両者はともに6月のフェザー級王座決定トーナメントに参戦し、芦澤が準決勝敗退、小澤が1回戦敗退という結果に。その直後、芦澤がツイッターで対戦要求したことから試合が決定した。芦澤のツイートは互いに再起を促すための呼びかけにも思えたが、記者会見では乱闘騒ぎに。小澤戦に向けた思いを、芦澤に聞いた。

――小澤選手との試合は、芦澤選手がツイッターで呼びかけたことから始まりました。芦澤選手の心意気を感じたファンも多かったと思いますが……。

芦澤 それは全然違いますね。向こうのファンからも「ありがとう」みたいなこと言われたんですけど「いやいやいや」って。みんな勘違いしてますよ。前回の試合終わって、酒飲んでた時にツイッター見てみたら、(小澤が)落ち込んでるみたいなこと書いてたんですよ。それ見て俺が思ったのは「俺に喧嘩売っといて、俺とやる前に腐ってんじゃねえぞ」って。バカじゃねえかって思いましたよ。だったら俺に負けて腐ってもらおうかって。

――トーナメントの時点で因縁が始まってましたからね。

芦澤 しかも俺が9月にやりたかったのも理由があるんです。11月とかじゃなく、6月から間を空けずに9月。それはアイツをどん底に叩き込むためですよ。6月にトーナメントで負けて、9月の試合でも負けたらアイツ、もう今後ないですよ。

――もう浮上の目がないと。

芦澤 そこまで追い込んでやろうって。それが俺の本性ですから。男気とかじゃないし、むしろ悪魔って思われるでしょうけどね。昔からそうなんですけど、俺は嫌いになったヤツはとことんまで落としたい。今そういうモードなんで。

――芦澤選手にとっても再起戦になりますね。

芦澤 俺だって引退かけるくらいの気持ちでいますよ。会見見て、俺の友達は何人も「俺が(小澤を)さらってきてやる」って言ってるんですよ。前の俺だったらそれでいいと思ってたんですけど、今はちょっと待てと。むしろ試合で公開処刑したいって。でも、こんなでかい口きいて負けたら後がないですよ、俺だって。

――それだけの覚悟があって言ってるんだと。

芦澤 全身全霊で倒しにいくし、人生かかってんですよ。俺は相手が強いからやりたいとか、弱いからやりたくないとか、そういうのはなくて。俺がかけるものがある相手とやりたい。たとえば今回、チャンピオンの村越(優汰)とやるか小澤とやるか選べるって言われても、小澤を選びますよ。そのほうが自分の中で「くる」ものがあるから。

――ちなみにこの試合は、芦澤選手のツイートを受けてかなり早めに決まりましたよね。それだけ試合に向けての気持ちも高まり続けているのかなと思うんですが、いかがでしょう。

芦澤 試合が早く決まるとのはいいですね。暇になりたくないんで。暇だと悪いことしちゃうんで(笑)。それに、まだ全然有名じゃないですからね。試合していかないと。今度の試合に勝ったら、もうちょっとペース落とそうかと思いますけど。

武尊出場!「K-1 WORLD GP 2018 ~初代クルーザー級王座決定T~」 | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
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