<大相撲秋場所>◇十四日目◇22日◇東京・両国国技館
関脇・御嶽海(出羽海)が大関・高安(田子ノ浦)を逆転の突き落としで下し、勝ち越しを決めた。今場所の大関取りこそなくなったが、これで先場所と合わせて21勝。千秋楽に9勝目を挙げれば22勝となり、同じく11勝が昇進目安となるだけに、大きな白星となった。高安は3敗目(11勝)。
先場所13勝2敗で初優勝を飾った御嶽海だが、今場所は横綱・大関勢ぞろいの場所で苦戦。「三役以上で3場所合計33勝以上」が大関昇進の目安となっていた。この日の勝ち越しで、来場所の大関とりに望みをつなぐ形となった。
AbemaTVの中継で解説していた元前頭・朝乃若の若松親方は「御嶽海はこういう土俵際の勝負強さがある」と評価していた。
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