20日に投開票が行われた自民党総裁選。国会議員票の81%を獲得した安倍総理だったが、地方票では55%の獲得に留まった。石破元幹事長は「一強一強と言われる中で、決してそうではないということを示したことに大きな意味があったと思う」と語った。
 今回の結果について安倍陣営の甘利明・選対事務総長は「党員票はそういう判官贔屓とか、バランス感覚を働かせようという感覚は議員票でも相当強く働く。石破さんのメンツも立った。これがコテンパンだったらメンツもない」とコメント。その一方、麻生太郎副総理は「選挙は勝てばいい。内容がどうのこうのっていうのは、マスコミが後から付け足した話だ」「善戦なんて思ったことないね」などと話している。