AbemaTV『橋下徹の即リプ!』で、橋下氏と元日本経済新聞記者の鈴木涼美が、被災地取材について意見を交わした。
 視聴者から寄せられた「被災地取材規制をすべき。被災者のプライバシー保護や上空の報道ヘリが邪魔という意見が多数ある」という意見に元日本経済新聞記者の鈴木は「昔は被災地や、刑事事件の被害者遺族の取材には否定派だった」と明かす。
 鈴木は「ちょうど2011年の東日本大震災のとき、会社から指示されて被災地の福島県双葉町に毎週行っていた。本当はもっと取材を控える“サイレント期間”が必要なんじゃないかと思っていた。でも行ったら、現地の人たちが温かく迎えてくれて『話し相手が欲しかった』『これ言っておいてよ記者さん!』って向こうから来てくれる人がいた」と当時を振り返る。続けて「そういう人たちもいるから一概には言えないですよね。今は被災地の取材を完全に否定する気持ちはない」と、被災地の取材を続ける上で自身の考えが変わったことを明かした。