
タレントで女優の黒柳徹子が28日、都内で主演舞台『ライオンのあとで』の公開稽古を行った。
1989年から始まった、黒柳主演の『海外コメディ』シリーズ。今作で黒柳は、病気のため足を切断してもなお舞台に立ち続けた、実在したフランスの女優、サラ・ベルナールを演じている。

黒柳は舞台に立つことについて「芝居を見てくれた方に『勇気がわく』とか『元気になる』とか、『自分もあんな歳になっても何とかなるんだ』と思っていただくことに意味があると思うんです」と語った。
30年間続いた『海外コメディ』シリーズは今回が最後の公演になるそうだが、黒柳は「100歳まではやろうとは思いませんけれど、『幸せの背くらべ』っていう(舞台で演じた)おばあさんが92だったんですよ。もしできたら92歳までやりたい」と舞台に立ち続ける意欲を見せた。

この日、落語家の三遊亭円楽(68)が初期の肺がんの手術をすることを発表した。子どもの頃から大の落語ファンだという黒柳は「いつも見ているんです。日曜日の『笑点』。紫の着物を来ている右のほうの人。私、大好きだから」と話し、「(早く復帰できそうで)よかったです。また面白いことをたくさん話してほしい」と円楽へエールを送った。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)


