27日放送のAbemaTV『橋下徹の即リプ!』に経済学者の竹中平蔵氏が出演、小泉純一郎元総理や郵政民営化の思い出を語った。
 竹中氏、そして小泉改革について、「金融機関が今のように整理されたのも、竹中さんが批判を受けながら金融改革をしていったから。国論を二分した郵政民営化でも、総務大臣として改革の陣頭指揮を執った。僕も竹中さんの理論の改革を進めないといけないと思うが、すぐ"競争ばっかりで、弱者はどうするんだ"という批判を受ける。でも、弱者の手当をきちんとしたうえでのこと。最近では綺麗な、優しい言葉で"支え合い"だとか言うけれど、やっぱり切磋琢磨、努力、そして自分のことは自分でやる、これが世の中は基本だと思う。政治の議論になると、すぐに保守かリベラルかいう話ばかりになるが、みんな好き勝手に定義をしているし、あまり意味がないと思う。僕は"自分のことは自分でする"を一番にするのか、"支え合い"を一番にするか、それが政治の分岐点になると思う。支え合いは必要だけれど、まず自分のことは自分でやる人をどんどん増やすのがメインだ」と熱く切り出した橋下氏。