
AKBグループのファンたちから、「Google+(グーグルプラス)」、通称"ぐぐたす"の閉鎖を惜しむ声が上がっている。
メンバーたちは2011年からGoogle+に参加、ライブのストリーミング中継やファンとの交流に活用。そこで顕著な活躍を見せたメンバーで結成した「ぐぐたす選抜」はGoogleのテレビCMにも起用された。
元NMB48のメンバーの山田菜々は「秋元先生もやっていて、ぐぐたすで連絡があったり、コメントを付けてくれたり。Twitterよりも多くの写真を載せられる、劇場支配人がライブの様子をアップしたりしていた」と振り返る。

AKBファンとして知られ、Google+を愛用してきた吉本所属のお笑い芸人・ボンざわーるどは、ニュースを知った時の衝撃について「僕が好きな大森美優ちゃん、みゆぽんのメールで知って、事件やと思った。ぐぐたすが終わることあんの?って」と話す。
AKBグループのメンバーによる情報発信の場は大きくTwitter、Instagram、Google+、そしてメンバー1人につき月額380円の「AKB48 Mail」(通称:モバメ)に分かれており、ボンざわーるどは「Twitterは140文字まで、インスタは写真だけだけど、ぐぐたすは制限がないので、総選挙の時や誰かが卒業したときなど、熱い気持ちを書いてくれる場所だった。ぐぐたすのコメント機能は1つの投稿に500件まで。ということは、先着500人だけがコメントを書き込める。人気メンバーになると1分くらいで埋まってしまうし、1人目になれたらステータス。ぐぐたすが無くなるなら、僕が大森美優ちゃんに"『ロマンスかくれんぼ』が一番好きです"って書いたコメントはどこに行くんだ!」と主張。山田菜々に「その熱い気持ちは、握手会とかで…(笑)」となだめられるも、「握手会だと残らない!」と訴えた。

さらに「モバメでも熱い気持ちは書いているが、無料で色んな人のが読めるのはぐぐたすだけ。これが無くなってしまうとなると、熱い気持ちはどこで見るねん、っていうことなんです!これから全員のを見ようと思ったら毎月380円×400人くらい。こんなん、お金かかってしょうない。それはちょっと!皆困る!」と主張。
また、投稿内容が公開されていることに変わりはないが、場としての使い分けがあったといい、「Twitterでは恥ずかしくてあんまり書けない、濃いことも自分のページに書けた。Googleさん、残してほしいんですけど、どうでしょう?」と呼びかけていた(AbemaTV/『AbemaPrime』より)