先月28日、熊本市議会で緒方夕佳議員がのど飴をなめていたとして会議が長時間にわたり中断した問題について、11日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』で橋下徹氏がコメントした。
橋下氏は「地方議会はすぐに"権威が"と言うが、どうせみんな居眠りしているんだし、他の国では赤ちゃんを連れて行くのもOKだ。のど飴よりもそっちの方が悪いし、赤ちゃんよりもヤジの方がうるさい。"品位"という言葉も曖昧。ルールを一度決めたら、それが間違っているかもしれないとしても、守らなきゃいけないとなるのが日本は独特。たとえば美術館が飲食禁止にしたとき、何が何でもダメにする。ソフトクリームだったら絵を汚してしまうかもしれないからダメだろうが、フリスクだったらいいのではないか?そういう考え方でいかないと」と指摘。
その上で「もちろん、緒方市議のやり方は挑発的だし、文句が出るとは思った。事前に言っておくとか、もうちょっとやり方はなかったのかとも思うが、政治家のパフォーマンスとしてはOKだと思う。僕もそういうことを考えてやってきた。熊本市議会のことを東京でも報じてもらって議論してもらおうと考えたら、そういうことでもしないと」と緒方市議に理解を示した。(AbemaTV/『NewsBAR橋下』より)