将棋の藤井聡太七段が10月17日、若手棋戦の1つである新人王戦の決勝三番勝負第2局で、出口若武三段と対局中だ。第1局に快勝した藤井七段は、この対局に勝利すれば今年2月の朝日杯将棋オープン戦以来、2度目の棋戦優勝となる。
  藤井七段は順位戦C級1組昇級で五段、朝日杯将棋オープン戦優勝で六段、さらに竜王戦ランキング戦の連続昇級で七段と、実質的なデビュー2年目で記録的なスピードで七段まで駆け上がった。これにより加古川青流戦(四段以下など)、YAMADAチャレンジ杯(五段以下など)といった若手棋戦の参加資格から次々とはずれ、最も高段位で出場できる新人王戦(六段以下など)も、出場は今回が最後となっていた。