2018年3月、第4代K-1スーパー・フェザー級王者となり3階級制覇を成し遂げた武尊が、自身だけでなく、K-1の現状について「全く満足してない」と言い放った。

 K-1全盛期の立役者の一人であるアンディ・フグ(享年35歳)に憧れ、K-1王者を夢見て上京した武尊。しかし上京して間もなく地上波からK-1が消滅すると、その後しばらく、人気低迷の憂き目を味わうことになった。そんな折、「K-1人気の再燃」を自らに課し、積み重ねたKO勝利を踏み台に、K-1のスター街道を駆け上がった武尊だが、いざ一つめの頂に立ってみると、そこからの景色は想像とは異なるものだったという。

 「2015年4月にK-1の初代スーパー・バンタム級王座になったことで、皮肉にも今のK-1の認知度や人気が“まだまだ”だということを思い知ることになりました。より大きな結果、実績、インパクトを残すために思いついた僕なりの手段が、階級を上げて2階級、3階級制覇にチャレンジすることだったのですが……」

 その言葉どおり、フェザー級、スーパー・フェザー級も手中に収め、見事に達成した3階級制覇。しかし、その栄光とは裏腹に、武尊の心中は複雑だ。

 「3階級を制覇しても、どれだけKO勝ちを収めても、自分はもちろん、K-1の現状にも全く満足していません。どんなに選手が頑張っても、試合を見てもらえなければ、何も伝わらない。“あの頃”を超えなければ、ダメなんです……」

 “あの頃”とは、テレビで見た世界。自分自身が憧れ、夢を思い描くきっかけとなった頃の輝かしいK-1のことである。ヘビー級には錚々たるメンバーが名を連ね、ミドル級にも魔裟斗や今年9月に41歳の若さで亡くなった山本“KID”徳郁などが続々台頭した時代だ。

 「例えば魔裟斗さんは、格闘技に興味が無い方々にも知られている。一方の自分は、格闘技・スポーツ好きの方にしか知られていない。そう考えれば、まだまだですよね。ただ強いチャンピオンではダメ。チャンピオンは団体の象徴。象徴は強く美しくなければならないと思っています」

 練習の日々を縫うように行っているタレント活動も、格闘界随一といえる美容へこだわりも、そのすべてはK-1人気再燃のため。名実ともにK-1を代表するようになった武尊は、いくつの勝ち星、KOを重ねても成し得るか分からない「ゴールの見えない“いばらの道”」を、誰よりも大きな「K-1愛」を胸に秘めて歩んでいる。

(C)AbemaTV


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