風疹の流行が止まらない。患者数(10日まで)は首都圏を中心に、去年1年間の患者数のほぼ12倍にあたる1103人が確認されており、妊娠中の女性が感染した場合、子どもが白内障、難聴、心疾患などの先天性障害を引き起こす可能性がある。2012~2013年にかけて大流行した際には1万6000人を超える患者が確認され、耳や腎臓などに障害が起きた赤ちゃんは45人に上り、うち11人が死亡している。
19日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、その先天性風疹症候群に直面した当事者の大畑茂子さんに話を聞いた。大畑さんは「このままいくと、2012~2013年を超える流行になってしまうと聞いている。風疹で苦しむ人をもう作りたくないし、私のような思いを誰にもしてほしくない」。そんな思いから、番組への出演を快諾してくれた。