18日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した衆議院議員の細野豪志氏が、橋下氏と激突したときのことを振り返った。二人が意見を闘わせたのは、3.11の翌年、止まっていた大飯原発の再稼働を巡る議論の中だったという。
細野:最初は橋下さんが最も強硬な反対派で、世論もそうだった。しかし関西は原発に頼っていたし、火力発電所も老朽化が進んでいた。夏に電力需要が高まればブラックアウトするリスクもあるということだったので、私は再稼働せざるをえないと思っていた。私は担当者として、政治家として、人に一番話を聞き、資料を読んだという自負があった。そこで人を通じてかなりの量の資料を送った。何度言っても読まない人もいるのに、橋下さんは全部読んで、ご自身で考えて決断した。最初にあれだけ反対していたから、撤回するのはかっこ悪いと思ったと思う。でも、橋下さんはそれができる人だと思った。政治家として苦しい決断だったと思う。