おととい、Twitter上で「経団連会長」というワードが一次上位にランクインした。きっかけは経団連を扱った読売新聞の記事だ。
記事によると、今年5月に会長になった中西宏明・日立製作所会長が、経団連史上初めて部屋にパソコンを設置し、職員にメールで指示をしているといい、メールを受け取った職員の「最初は本当に驚いた。これが中西さん流だ。主に紙で、やり取りしてきた職員の働き方も変えようとしている」という感想も掲載している。経団連は取材に対し「これまでの会長とは書類や対面でコミュニケーションを取っていたので問題はなかった」としているが、ネット上では驚きの声が次々と上がっていた。
ジャーナリストの磯山友幸氏は「Windows95の発売時に管理職だった人はパソコンを覚えずに年をとった可能性があるので、70歳代の前半と後半にボーダーラインがあると思う」と指摘。堀潤氏は「どうやって世界と繋がっていたのか」、スマートニュースの松浦シゲキ氏は「働き方改革と言っている割にいままで非効率だった。デジタルを使えばもっと解決できる。今どきこれか」と苦笑する。
「コンピュータおばあちゃんの会」の大川佳代子代表(88)は、20年以上前から「これがないと仕事ができない」とパソコンを扱い、「世界中の年取った人たちが24時間おしゃべりしている」と話す。今回の経団連のニュースを聞いて大川さんは「好き嫌いもあったでしょうしね」と穏やかに話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)
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