役所広司 無意識に役に入り込み、妻からは「変な奴が帰ってきた」 2019/03/15 09:37 拡大する 26日、映画『孤狼の血』が東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで上映され、主演を務めた役所広司と監督の白石和彌がティーチインに出席した。同作は『第31回東京国際映画祭』(TIFF)の特集上映「映画俳優 役所広司」の1本として上映。『孤狼の血』の舞台は暴力団対策法成立直前、昭和63年の広島の架空都市・呉原。役所は手段を選ばない捜査方法からヤクザとの癒着を噂されるマル暴刑事・大上章吾を演じた。 今回初めて東京国際映画祭に参加した白石監督は「東京国際映画祭は近くて遠い映画祭だったんですが役所さんが連れてきてくれました」と挨拶。今年で俳優生活40周年を迎える役所は、「呉原というダーティーな街に舞い降りた天使だと思って演じました」「街でしょっちゅう痰を吐く天使でした」と大上役を振り返った。 続きを読む