10月31日午後6時過ぎ、仮装した若者たちが集まり始めた渋谷駅周辺は、センター街で発生したビル火災もあり騒然とした雰囲気に包まれた。火災現場の周辺には規制線が張られ、片側の歩道に人が集中したために歩行者が身動きできない状況となった。
 時間が進むにつれさらに人は増えていき、地面も見えないほどの状態に。しかし、人が増えればトラブルも増えるもの。路上のあちらこちらで歩行者がスピーカーから音楽を流し、それに合わせて踊り狂う若者たち。警察官も注意して回るが、あまりの人の多さに“焼け石に水”といった様子だった。