以前から問題視されていた飲食店の無断キャンセル。年間で約2000億円にも及ぶとされる損害額にストップをかけるべく、飲食業界がある指針を示した。指針をまとめた資料の表紙には、飲食店における無断キャンセルを示す「No show」の文字があった。
注目すべき中身は、今後飲食店で無断キャンセルをした客に対し、損害賠償としてキャンセル料を請求することが書かれていた。コース料理など事前に支払い金額が決まっている場合の無断キャンセルに対しては「全額の請求」、来店をしてから注文をする席だけの予約に関しては「平均客単価の5~7割」をキャンセル料として請求するという。