先月帰国したフリージャーナリストの安田純平さんをめぐって「自己責任」を唱え責任を追及しようとする人々と、安田さんを擁護する人々の間で激しい論争が巻き起こっている。
 4日放送のAbemaTV『Abema的ニュースショー』に出演したジャーナリストの山路徹氏は「自己責任論を訴える人は視点がグローバルじゃない。我々が目にしている戦場の写真や映像は無人のカメラが撮っているわけではなく、生身の人間がリスクを負って撮ってきたもの。それを見て我々は平和の尊さを考え、国の進むべき道を判断する材料にしている。自衛隊が安保法制で海外に出ていこうとする中で、海外で何が起きているかさっぱりわからなくていいのか、ということ」と指摘。