シス・カンパニーが、エドワード・オルビーの『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』を、2006年の上演より13年ぶりに2019年4月に再演する。出演は大竹しのぶ・稲垣吾郎・ともさかりえ・段田安則。演出は先ごろ紫綬褒章受章が決まったケラリーノ・サンドロヴィッチ。ヴィヴィッドな台詞術が際立った翻訳、そして、舞台芸術の頂点を極めたデザインワーク等でオルビー戯曲の強烈な世界観を表現する。
同作は、シアターコクーンでの上演から10年以上の年月が過ぎた今もなお熱く語られることの多い「伝説の舞台」。2007年第14回読売演劇大賞(2006年上演作品対象)で、演劇作品としては最高の栄誉である「最優秀作品賞」に輝き、ジョージ役を演じた段田は大賞・最優秀男優賞を獲得した。