トランプ大統領に対するアメリカ国民の"審判"ともいえる中間選挙が投票のときを迎えた。
アメリカ大統領選挙は4年に一度だが、その中間の年の「11月第月曜日の次の火曜日」に様々な選挙が一気に行われることになっている。今回は連邦議会下院(任期2年)の全435議席と上院(任期6年)の定数100のうち引退議員2人を合わせた35議席、そして36の州知事、市長、州裁判官、保安官などの選挙も実施される。
現在、連邦議会では上下両院とも共和党が過半数を占めており、上院では同党は改選選挙区のうち8選挙区で民主党に勝てば良いことになるため、事前の各種世論調査では上院での与党の過半数維持を予測している。その一方、下院では接戦が伝えられられる選挙区もあり、民主党が勝利すれば「ねじれ」状態が出現することになる。