亀田3兄弟の長男・亀田興毅(31)が11月10日、自身のブログを更新し2度目となる引退を発表した。亀田は「ご報告」というタイトルで「現役を退き、プロボクサーを引退することにしました」と発表。今後は三男・和毅(27)をはじめ、選手たちのサポートやボクシング界の発展に力を尽くすことになった。
亀田は2015年10月16日の河野公平戦に敗れて現役引退するものの、今年4月5日にJBCからプロボクサーライセンスの再交付を認められて現役復帰。5月5日には、非公式戦ながらポンサクレック・ウォンジョンカムに2回TKOで勝利を収めていた。ブログでも「因縁の相手であったポンサクレックと戦い、勝利をすることができました」と書きつつも、直後に「最後にどうしてもローマン・ゴンサレスと拳を交えたい」と、現役を続行して悲願の一戦を待ち望んでいたが実現せず、再びグローブを置くことになり「彼との試合は実現する事ができませんでした。正直、夢半ばといいますか、今でも戦いたい、悔しいと思う気持ちでいっぱいです」と、心情を吐露した。