エイベックス・ピクチャーズにおいて『WALKING MAN』(ウォーキング・マン)が製作・配給されることが決定した。
 日本を代表する、人気実力ともにナンバー1のカリスマラッパー・ANARCHY(アナーキー)が初監督で挑む、完全オリジナル作品の本作。企画プロデュースは人気漫画家の高橋ツトム、脚本はドラマ『民衆の敵』などの梶原阿貴、プロデューサーは『くちびるに歌を』などの宇田充が務める。
 そして主演には、『帝一の國』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演する人気俳優・野村周平が決定した。主人公は、幼い頃から吃音症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけない気弱で心優しき青年。極貧の母子家庭で育ち、現在は不用品回収業のアルバイトで生計を立てている。そんな青年がRAP音楽と出会い、最底辺の生活から抜け出すべく、バカにされながらも奮闘し成長を遂げていく鮮烈な青春物語だ。監督自身の実体験なども盛り込まれた本作は、半実話とも言える作品となっている。