ボクシングの元世界3階級王者で、亀田3兄弟の長男・亀田興毅が11月12日、2度目となる引退について「もっと大きなものがある。ボクシング界に恩返ししたい」と、弟の亀田和毅の指導や、自身がプロデュースする興行、東京ファイトクラブ(TFC)を日本一のボクシングイベントにする目標を語った。
興毅は12日、和毅が世界戦を戦う後楽園ホールのリングに、イベントプロデューサーとして登場。10日にブログで発表していた2度目の引退について「5月5日、『ラスト亀田興毅』で、ポンサクレックと試合をして、ちょっと欲が出てもう1試合、あともう1回やってみたいと思ってやったんですけど、残念ながら叶うことなく、自分は引退することを決断しました」と、ローマン・ゴンサレス戦が実現しなかったことについて言及した。その上で「それよりももっと大きいものがあって、それは亀田和毅、亀田家最後の砦を世界チャンピオンにすること、スーパーチャンピオンにすること。和毅に対して全力でやってきたいなという気持ちでやっています」と、サポート役に徹することを改めてファンに伝えた。