今年5月に起きた、日大アメフト部の悪質タックル問題。警視庁は12日、傷害罪で刑事告訴されていた日大の内田正人前監督と井上奨前コーチの立件を見送ることを決定した。
 5月22日、悪質タックルをした宮川泰介選手は会見で「タックルは2人の指示に従って及んだ行為」と説明。また6月、第三者委員会の報告書では「内田氏と井上前コーチの2人が宮川選手に悪質なプレーを指示した」と認定していたが、今回警視庁は「2人が反則行為を学生に指示した事実は確認できず、刑事事件として立件できない」と結論づけた。一方、宮川選手に関しては相手にケガをさせた事実を認定し、同容疑で書類送検する方針だ。これにはネットも加熱気味で、「納得いかねえ!」「胸クソ悪い!」「法治国家としての日本は終わった」と様々な声が上がっている。