昨年、群馬県で50代男性が、呪いの藁人形を使い女性を脅迫したとして逮捕された。また、東京・江戸川区でも小学校の通学路に"うるせえクソガキ""死ね"など、恨みの言葉とともに吊るされた数体の藁人形が発見されるなど、呪いの儀式は今も日本に根付いているようだ。
 実際に"呪いの代行"として恨みを代わりに晴らしてくれるというのが、呪い代行業者の如月純一郎・日本呪術協会代表だ。如月氏には月に100件近くの依頼があり、呪いの成功率はなんと7割を超えるのだという。依頼者からの感謝の手紙は後を絶たず、これまで30年のほどの間に何万人もの人々を呪ってきたのだという。不倫の状態にある女性が相手の男性と奥さんとを別れさせ、一緒になりたいというような恋愛の悩みやお金の問題が多いというが、最近ではパワハラ・いじめにまつわる相談も増えていると話す。