<大相撲九州場所>◇九日目◇19日◇福岡・福岡国際センター
今場所八日目を終えて2勝と苦戦が続き、同部屋で1敗と好調が続く貴景勝と対照的な前頭六枚目・貴ノ岩(千賀ノ浦)が、前頭三枚目・錦木(伊勢ノ海)を寄り切りで下して3勝目を飾った。
左の前まわしを取った貴ノ岩だったが錦木にすぐさま切られてしまう。しかし次の瞬間、左の上手に手を掛けると、右を差して腕を返すと、出し投げと同時に前に出て錦木を寄り切った。
AbemaTVで解説を務めていた元前頭・若兎馬は「左の前まわしを切られた瞬間、今場所の調子の悪さを物語っていると思いましたが、直ぐに差し替えしました。一方、錦木は体が伸び切ってしまいましたね」と話した。
なお今場所同部屋の貴景勝とは対照的に元気のない貴ノ岩だけに、視聴者からは「貴ノ岩よかった~」と安堵の声が多数上がっていた。
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