<大相撲九州場所>◇十四日目◇24日◇福岡・福岡国際センター
前頭七枚目の阿炎(錣山)が、前頭十三枚目の阿武咲(阿武松)に取り直しの末に押し出しで敗れて8敗目を喫し、四場所連続の負け越しが決まった。
一度目の取組は物言いの末、同体で取り直しとなった一番。二度目の立ち合いも阿武咲が力強い押し相撲で阿炎を圧倒。勝った阿武咲は二桁勝利を挙げた。
AbemaTVで解説を務めていた元前頭・若兎馬は「阿炎の表情、動きを見る限り、引くか突くかを迷っていた。その分、立ち遅れてしまいましたね」と話した。
一方、二桁勝利も納得の力強い取り口を見せた阿武咲に対して、視聴者からは「力強い!」「安定している」など称賛の声が、さらに取組前に阿武咲が撒いた塩が自分の肩にかかり、それを払ったシーンに着目した視聴者からは「決まり手は“肩の塩払い”」といった迷コメントまで寄せられていた。
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