十両十三枚目・豊ノ島(時津風)が十両七枚目・旭大星(友綱)を寄り倒しで下し、13場所の関取復帰となった場所で、優勝した十両十四枚目・友風(尾車)の12勝に次ぐ11勝目(4敗)を挙げ、健在ぶりを見せつけた。
左アキレス腱断裂などで幕下まで陥落、一時は引退も囁かれていたが、けがを克服すると今年の春場所から幕下で4場所連続での勝ち越し。再十両となった今場所でも、元関脇の地力を発揮し続け、来年初場所の成績次第では2016年名古屋場所以来となる幕内復帰も可能な11勝目を挙げた。
力強さも戻った相撲ぶりに、中継していたAbemaTVの視聴者からは「まだいける」「よくここまで復活したなあ」と、その復活に驚きと賞賛の声が相次いでいた。
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