十両十枚目の炎鵬(宮城野)が9勝6敗で九州場所を終えた。その素早い動きと、闘志溢れる様に、ネットファンからは「炎」の文字にあやかってか、その戦いぶりを称える炎の絵文字を大量に投稿されるという“大炎上”状態となった。
同じ宮城野部屋に大横綱・白鵬がいることから“プチ白鵬”とも呼ばれる炎鵬は、体重97キロの小兵力士。一時は十両優勝争いを繰り広げるなど、3横綱が不在の場所を盛り上げる1人となった。
今年最後の取組では、十両筆頭・琴恵光(佐渡ヶ嶽)に対して立ち合いから低く潜り込むと、素早い動きで翻弄し、最後はタイミングよく引き落とし。力士の大型化が進む中で、炎鵬の快勝に館内でも大きな歓声が沸いた。
館内に負けじと盛り上がったのがネット上の相撲ファン。中継していたAbemaTVのコメント欄でも、時間前から続々と炎の絵文字が大量に投稿されると、勝利した瞬間にはさらに多くの絵文字が並ぶ、まさに大炎上状態に。来年もこの日のような相撲を見せれば、さらにネット上も熱く燃え上がりそうだ。
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