防衛省は20日、新しい「防衛計画大綱」の骨子を与党や有識者会議に提示した。
「防衛大綱」とは、向こう10年程度を見据えて策定される、日本の安全保障政策に関する基本的指針のことだ。今回は「宇宙領域における脅威」「電磁波領域における脅威」「サイバー領域における脅威」に対し、どのように対抗していくのかが重要なポイントとして明示されている。
 中でも、世界中で常時様々な攻撃が行われているサイバー攻撃の対策は急務だ。23日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演したジャーナリストの山田敏弘が監修した"サイバー部隊ランキング"では、1位・アメリカ、2位・ロシア、3位・中国、4位・イスラエル、5位・イラン、6位・北朝鮮となっている。アメリカの"サイバー軍"には約6200、国家安全保障局には約3万5000の人員がおり、質も高いという。