「那須川天心とK-1しか残らない」青木真也、格闘技界の将来を憂慮 | 格闘技 | ABEMA TIMES

11月24日に総合格闘技界の異端児・青木真也の冠番組『AOKI AWARD』（AbemaTV）が放送。

このアワードは、青木が直近1ヶ月間で行われた格闘技の試合から、独自の目線で最も興味深かった試合を選び選手に賞を贈るという、格闘技シーンを盛り上げるために企画・創設したもの。第10回は＜BRAVE GYM＞所属・武田光司を選出した。

番組のオープニングで「K-1よりも、MMAの方がメディアに対する意識が低い」と指摘する青木。11月3日開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN～第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント～』で、はじめてK-1を生で観戦したという。

会場の盛り上がりを肌で感じた青木は「クソ真面目にやってる」と、観客にマッチしたプロモーションを実施していると評価。さらに「客が入った、盛り上がったって、ラッキーじゃないんだよね」と、現在のK-1人気は運営陣の努力の賜物だと分析して、対するMMA側を「団体の意識が圧倒的に違う」と厳しく断じた。

さらに青木は、今後の格闘技界について「那須川（天心）とK-1しか残らない」と言う。今後はインターネットの環境がさらに改善されていくと解説し、「彼らは風呂敷が広がっているから、どんどん広がるしかない」と、時流に乗っている那須川やK-1だけがさらに世に広まっていくと解説する。

他団体については「そこ（インターネット）への認識がないじゃん、手売りするばっかりで」と切り捨てると「パイが増えないから。苦しい状況は解決しないけど、K-1と那須川だけは勝つ。より強くなる」と“予言”した。