28日、巨大IT企業の規制のあり方を検討する政府の有識者会議が開催され、"GAFA"と呼ばれる4大企業のうち、グーグルとアップルの幹部が出席、一方フェイスブックとアマゾンは欠席したと報じられている。巨大IT企業に対して個人データ保護など、様々な問題が内外で指摘されている。ジャーナリストの堀潤氏は、この行方をどう見ているのか、話を聞いた。


 堀:まもなく2019年がスタートしますが、来年はこれまでにSFが突きつけた近未来の様々な課題が現実化する1年になるのではないかと思います。2019年は『ブレードランナー』の舞台であり、『AKIRA』も、2020年東京オリンピック開催を控えた2019年の東京が舞台ですね。"近未来なんて来てないじゃん"と思うかもしれませんが、知らない間にもうその中にいるんです。