天皇の代替わりに伴う行事「大嘗祭」について、秋篠宮さまが政府の決定とは異なる見解を述べられた。
 大嘗祭とは、即位した天皇が一代に一度限り行う最重要儀式で、7世紀、天武天皇の時代に始まったといわれている。もともとはその年に収穫された新米などを神々に供え、豊作や世の中の安定を願うものだったとされるが、同時に天照大神と全国の神々を祀るなど、宗教的な色合いも持っており、そこに総理や閣僚が参列することについて、憲法が定める"政教分離の原則"に反するという意見も出されてきた。