結成15年以内の漫才師日本一を決める「M-1グランプリ2018」の決勝戦が2日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、お笑いコンビ・霜降り明星が4640組の頂点に輝いた。
霜降り明星は、現在ツッコミを担当している25歳の粗品が、当時大学生だった26歳のせいやを誘って2013年に結成。今年3月に行われた、ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり」ではどちらも決勝に進出するなど、実力派若手コンビとして知られてきた。
霜降り明星・せいや(26)は「年号が変わる前に(グランプリを)取れてすごくうれしいですね」とコメント。粗品(25)は「新しい風というか、今後は新世代という感じで取り扱ってほしいなと……」と希望を語り、報道陣の笑いを誘った。
「相方は楽屋で泣いていたんですけれども、莫大な結果すぎて受け入れられてないんですよ。僕の体が。だから全く泣いていないんですよ。何が起こったのか分からなくて」と少し戸惑ったような表情で話したせいやは、「今も、これ全部ドッキリでしたって言われても受け入れられるぐらいの。夢を見ているみたいです」と喜びを語った。
粗品は「結果発表から今まで、たまに(相方の)せいやと2人きりになるタイミングがあったんですけれども、そのときが一番うれしかったですね」と笑顔ながらも声を震わせつつ話し、「相方と、もっと(喜びを)噛みしめたいところですね。今。うれしかったです、本当に」とコンビ愛を覗かせた。
上位3組が優勝を争う最終決戦では、事務所の先輩である和牛を1票差で制し、史上最年少でM-1王者となった霜降り明星。
優勝賞金1000万円の使い道について尋ねられると、粗品は「母ちゃんが欲しいものを10個買ってあげようかな」と笑顔。せいやは「おじいちゃん・おばあちゃん子なので、めちゃくちゃ豪勢に、それこそほんまに豪華客船乗せてあげようかなという。きょうネタでやっていましたけれども」と自身のネタに絡めて話し、「ほんまに豪華客船乗せよう。優勝したし」とその場で決意を固めていた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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